決勝戦
●ドイツ0−0アルゼンチン 延長1−0
*ドイツ延長でアルゼンチン振り切り4度目の世界チャンピオンに!
*不利な南米での大会をも凌駕する完成されたドイツサッカー
ドイツがワールドカップの歴史を新たに塗り替えた。南米の大会ではヨーロッパのチームは優勝したことがない。ヨーロッパの大会でも1958年スェーデン大会でペレのブラジルが優勝をした1度だけ。東西ドイツが統一されてからは初めての優勝。アルゼンチンは予想していた以上に善戦したが、メッシは悲願のワールドカップにあと一歩届かなかった。優勝したドイツは、大会前に攻撃の一角として得点を重ねてきた期待のロイスが欠場になったり、大会中も風邪でダウンする選手がでてもここまでこれる層の厚さも他国を上回っていた。いろいろな年代に素晴しい選手を抱えるドイツの時代はしばらく続くだろう。優勝にふさわしいチームであることは間違いない。
次回は4年後ロシア大会。ドイツの連覇も十分ありえるほどの土台がある。まずは2016年のヨーロッパ選手権がフランスで開催されるが、ドイツ、フランス、オランダ、イタリア、ポルトガル、スペイン、イングランド、クロアチア、ボスニアヘルツェゴビナなど楽しみな大会になりそうだ。
●決勝戦 ドイツvsアルゼンチン見どころ
長い1ヶ月の大会も残すところ1試合。24年前の決勝戦と同じカード。この両国は決勝で2度あたっている。決勝に限ると1勝1負。前回の2010南アフリカ大会では準々決勝であたって4-0でドイツが勝っている。その時のメンバーはお互い数人残っているのでイメージはあるかもしれない。今大会に関して言えばドイツがスケジュール的にも内容的にも有利と言わざるをえないだろう。総合力では圧倒しているといってもいいかもしれない。それぐらいドイツは強い。アルゼンチンはアグエロが途中出場して復活したが、ディマリアの出場が微妙なところだ。出れてもフルには戦えないだろう。より一層メッシへの依存度が高くなる。アルゼンチンが勝つとしたらPKしかないのではないか。ドイツが勝つ場合、アルゼンチンが先制すれば僅差かもしれないが、ドイツが前半に先制すれば大差の勝利もあるかもしれない。南米大会での初のヨーロッパチャンピオンは誕生するのであろうか!? スーパースターのメッシが残された1つのタイトル、ワールドカップのトロフィーをかかげるのだろうか!?
3位決定戦
●ブラジル0−3オランダ
*旋風を巻き起こしたオランダ無敗の3位で有終の美を飾る。
*ブラジル完敗。王国の復活は果たしてあるのだろうか!?
キャプテン、チアゴシウバ出場もオランダに完敗。オランダは今大会、試合では無敗の3位でブラジルを後にする。若手が多いオランダには、収穫が大きい大会になった。ブラジルは準決、3決で10失点。王国の復活はあるのだろうか...。世界中のブラジルファンにとってショッキングな大会となった。個人の能力は高いブラジルは、今後試合に勝つという意味では復活はあるだろうが、世界中の人々の心をつかんだあのブラジルらしい美しい芸術的なサッカーの真の復活はあるのだろうか...。1タッチ2タッチでの華麗なパスと類をみない個人技の融合は今のセレソンにはない。正確にいうと長い間ないといっていいだろう。1982年スペイン大会。あの魔法のチームが準決勝を前に負けた時から変わってしまったのだろうか。一つの試合が作品だった。世界がショックを受けたあの敗退。ブラジルが負けたことによりあるはずのあと2試合のブラジルの作品が見れない、偉大な画家がキャンパスを前に筆を折られた喪失感がショックだった。あのフランツ・ベッケンバウアーにして、あのブラジルが優勝できなかったことが世界のサッカーの進歩を遅らせてしまったと言わせた、あのブラジルはもうかえってこないのだろうか。美しい芸術的なサッカーだけでは勝てないとブラジルサッカーにとっても転換点だったのだろうか...。
王国、真のブラジルサッカーの復活を願う。
●3位決定戦 ブラジルvsオランダ 見どころ。
ブラジルvsオランダのカードは素晴しいが、どこまでお互いにモチベーションを高めれるだろうか!?
3位の賞金2200万ドル(22億5000万)4位2000万ドル(20億5000万)の違いも何もモチベーションにはつながらない。
ブラジルは衝撃的な惨敗から立ち直れるのだろうか。最終戦の負けは許されないだろう。3位決定戦を勝って大会を終わりにしたいところだ。
オランダは、準決勝から中2日のタイトなスケジュールの中、今大会のダークホースとしてブラジルを倒してオランダサッカーの復活を世界に示したところだ。
いずれにしても、ベストメンバーで純粋に、ブラジルvsオランダの好カードを楽しみたい。
準決勝
●アルゼンチン 0−0 PK 4−2 オランダ
*アルゼンチンPK戦で24年ぶりの決勝へ!
*24年前と同じ決勝カード、ドイツ vs アルゼンチン!
お互いに相手のエース、アルゼンチンのメッシ、オランダのロッペンを徹底的に封じ込めることに集中を切らさず戦いぬいた。試合は決定的なチャンスの少ないお互いのいいところを消し合うかたい試合になったので、面白みには欠けたが、勝敗を決める緊迫感は120分つづき勝負はPK戦にもつれ込んだ。オランダのPKをロメロが2本止めアルゼンチンが24年ぶりの決勝進出を決めた。その24年前に決勝で負けたドイツが相手。旋風を巻き起こしたオランダは3位決定戦でブラジルと戦う。
準決勝
●ブラジル1−7ドイツ
*ブラジルまさかの歴史的大敗!聖地マラカナンにとどかず!
*ドイツ24年ぶりの優勝まであと1つ。余力を残して決勝へ!
歴史は繰り返された。1950年ブラジル大会でのマラカナンの悲劇から、64年ぶりの自国開催でまさかの歴史的大敗。ベストメンバーで戦っても総合力で一枚上手のドイツに対して、攻撃の中心、守備の中心、精神的な柱を欠いたブラジル。エース欠場での結束力だけではあまりに高いハードルだったのだろうか。嫌な兆候は、試合開始早々から漂っていた。ドイツが完全にボールを支配してブラジルがカウンターを狙うのが普通に考えられることだったが、開始早々からポゼッションはブラジル、DFまでが前に飛び出していくブラジル。その中でドイツの攻撃に対して守備が全く対応できていない。修正しないと何点でも入る感は0-0の時点ですでにあった。ブラジルは、勝つのであれば守りをかためて前半を0-0でいくしかなかっただろう。チアゴシウバ1人の影響とは考えずらいが決定力のあるドイツに無惨に打ち砕かれた。ドイツはグループステージを通して一番楽な試合になっただろう。まさかの南米大会で、ヨーロッパ同士の決勝なんてことがおきるのだろうか!? もしドイツが優勝するとスペインにかわる新たなドイツ流のポッゼッションサッカーが世界のトレンドをつくるだろう。
準決勝は、南米vsヨーロッパ
7月9日 am5:00 Kick Off
●ブラジル vs ドイツ
ワールドカップの組み合わせが決まる前は、ブラジルvsドイツの決勝になると予想した人も多かっただろう。世界中の人が待ち望んだカードが準決勝で実現する。
*ドイツはレーヴ体制で長い期間をかけて今の代表を成長、熟成させてきて、まさに今大会で優勝すれば、新しいスタイルのポゼッションサッカーの完成を世界に示す最高の舞台になるだろう。選手達からも”今が優勝のとき"と絶対的なチームへの自信がある。個々のスピード、技術、体力、メンタルも備わっていて、それぞれのポジションに役割をきっちりこなすスペシャリストが揃っている。そしてベンチに試合を決めれるタレントも控える。やはり総合力では今大会No1といってもいいだろう。
*ブラジルは、決勝トーナメントでチリ、ウルグアイとつづいた場合、グスタボ、チアゴシウバが累積警告で欠場になるだろうと予想していたが、コロンビア戦になったのでなんとか累積欠場なしで乗り切れるかと思ったが、チアゴシウバが不用意な警告でドイツ戦を欠場になってしまった。それに加えエース、ネイマールの負傷欠場。と守備の要、攻撃の要、精神的な柱ぬきの状態でドイツとの大一番になる。チアゴシウバの代わりはドイツのバイエルンで活躍しているダンテになるだろうが、守備に軸があるブラジルにとってチアゴシウバの欠場は計り知れない。コロンビア戦の2ゴールもDF2人の得点、ネイマールがいない状況でブラジルのゴールシーンは想像しずらい。GKノイアーを中心にDFは強靭なドイツのゴールを割るとしたらセットプレーのセカンドボールやシュートがDFに当たりコースが変わるとか運も味方につける必要がありそうだ。とにかく一筋縄ではゴールは難しいだろう。ブラジル国民の圧倒的な声援の中、救世主が現れるのだろうか!? 優勝を義務づけられているブラジル。この世紀の一戦をのりこえられるのか!? 奇跡を信じたい。
7月10日 am5:00 Kick Off
●アルゼンチン vs オランダ
一進一退の激しい攻防がつづくだろう。攻めるアルゼンチンにカウンターのオランダという展開か。アルゼンチンにとってはどんなに攻めていても、ロッペン、ファンペルシーのスピード、破壊力は脅威になるだろう。早めに点が入れば、どちらが勝つにしても2点差以上の試合になるかもしれない。アルゼンチンもやっといい状態になってきている。イグアインの復調は大きい、準決勝でアグエロが本来の力を出すと一気に優勝が見えてくる。ただしディマリアが負傷欠場が濃厚なようだ。ディマリアがいないと中盤の構成力が厳しくなる。メッシ中心のスタイルがようやく機能してきたアルゼンチンかオランダが勢いそのままに一気に決勝までかけあがるのか興味は尽きない。
準々決勝
●オランダ0−0コスタリカ PK4−3
*オランダPK選でからくもベスト4へ!
*コスタリカ旋風終焉。オランダは準決勝でアルゼンチンと
オランダ優位の試合展開のなかで、オランダがゴールできるか、コスタリカがどこまで守りきれるかという戦前通りの試合展開を考えれば、コスタリカは延長、PK戦までもつれ込ませコスタリカ旋風がまだ終わらないのかとも思わせる展開だった。オランダのファンハール監督がPK戦用にGKをクルルに替え、そのクルルが2本のPKを止めファンハール采配がズバリ的中した。オランダは、延長、PKと体力は使ったが、勢いをもって準決勝のアルゼンチン戦に挑めるだろう。
準々決勝
●アルゼンチン1−0ベルギー
*イグアイン決勝ゴール!アルゼンチン、ベスト4へ!
*調子は上向き、ベルギーに完勝!
主導権をどちらが握るか注目の立ち上がり、アルゼンチンが前半8分、イグアインが今大会待望の初ゴール。本人にとってもチームにとっても大きな意味のあるゴールになっただろう。ベルギーは疲れのせいか全体的に動きが鈍く攻撃も機能しない。m中盤でのプレッシャーがゆるい分、アルゼンチンが余裕をもって試合を進めることができた。イグアインはゴールを決めて、キレ、運動量も調子を上げて来ているのは、残り2試合の好材料だ。メッシもキレが増してきている。ただしディマリアが筋肉系のトラブルで途中交代。ディマリアの存在も必要不可欠なので気になるところだ。いずれにしてもアルゼンチンが優勝に向けてギアを上げてきている。
準々決勝
●ブラジル2−1コロンビア
*ブラジル、傷つきながらの完勝、ベスト4へ!
*ネイマール骨折で、今大会の出場絶望!
南米同士の対決。試合は前半7分ネイマールのCKをチアゴシウバがあっせり先制。ブラジルが優位に試合をはこぶ。勢いのあるコロンビアもエース、ハメスロドリゲスが厳しいマークにあいながらも前を向いてボールをもつとチャンスをつくる。後半24分ダビドルイスが豪快にフリーキックを直接決め2−0として試合を決めた。コロンビアもPKで1点を返したが順調にブラジルが準決勝進出を決めた。ただしブラジルはエースのネイマールが骨折で退場。今大会の出場は絶望となった。キャプテンのチアゴシウバも不用意な警告をもらい累積で準決勝は出られない。攻めと守りの中心の2人でありチームの精神的柱なしで優勝候補のドイツと準決勝を戦う。この最難関を乗り越えられるのか!?ブラジルは聖地マラカナンでの試合は決勝戦しかない。
決勝に進めたとしてもそのブラジルの聖地、マラカナンにネイマールの姿はない。
準々決勝
●ドイツ1−0フランス
*ドイツ手堅くフランス破りベスト4へ!
*万全の状態で準決勝進出。あと2試合を総力戦で優勝へ挑む。
総合力で一枚上手のドイツが前半13分、セットプレーからフンメルスのヘディングシュートが決まり先制したことで、手堅い試合展開になってしまった。フランスもチャンスはつくったが、ノイアー中心のかたいDF陣を破る力はフランスにはなかった。ほとんどの選手が初めてのワールドカップのフランスは、2年後のヨーロッパ選手権の開催国。そのための貴重な経験はできたはずだ。ドイツはグループリーグからの5試合で警告の累積欠場を1人もださことなく準決勝に挑めることは万全の状態と言っていいだろう。準決勝の相手は開催国のブラジル。優勝候補同士の世紀の一戦になる。
●ドイツ vs フランス
ワールドカップの名勝負で必ず出てくるドイツvsフランス戦。今大会も素晴しい試合を期待したい。コンディション的にはグループステージ、決勝トーナメント1回戦をスムーズに勝ち上がってきたフランスがいいだろう。ドイツはハードワークをつづけたグループステージ、決勝トーナメント1回戦で延長120分、そして中3日でのこの試合と疲労が心配される。インフルエンザに7人かかったとの情報もありもしかしたら大幅に先発が変更の可能性もあるのだろうか...。ベストな状態ならドイツに1日の長があると思うが...。
●ブラジル vs コロンビア
ブラジルは、チリとの死闘をかろうじて勝ち上がってきたが、PK選の勝利は、チームの結束力をより高めただろう。ただし中盤の要のルイスグスタボが警告累積でこの試合は出られない。この穴は大きいがパウリーニョの奮起を期待したい。コロンビアは理想的な勝ち上がり方で波に乗っているといっていいだろう。10番ハメスロドリゲスが機能すればチャンスも多く生み出すだろう。ブラジルはウルグアイではなくコロンビア戦の方がよかっただろう。vsチリ、vsウルグアイはサッカーというより戦争に近い死闘になる(笑)コロンビアとはサッカーになる分ブラジルには体力的にもいいはずだ。僅差の試合になるだろうがブラジルが有利だろう。
●アルゼンチン vs ベルギー
10番対決と言っていいだろう。メッシとアザール、お互いに決定的なチャンスを何度も作り出すだろう。メッシはその運動量から見ても最初から7試合を戦うつもりでいる感がある。要所だけをしめて試合を決めてきている。徐々に体のキレも上がって来ている。ここからの中3日での3連戦に照準をきっちり合わせている。ただし”優勝”となると、アグエロ、イグアインの復調が必要だろう。ベルギーの攻撃陣はうまさ、強さ、スピードを兼ね備えて強力だ。守備に不安があるアルゼンチンが簡単に失点を重ねてしまうとベルギーにも十分勝機はある。
●オランダvs コスタリカ
コスタリカの勢いはどこまでつづくのだろうか。残念ながらここまでだろう。オランダを破って準決勝に進む確立は少ない。コスタリカは、決勝トーナメント1回戦の
ギリシャ戦での延長120分の戦いで体力的にも厳しいだろうが、大番狂わせを起こし続けている今大会、0-0で試合が進んでいくと勝機がでてくる。オランダは早めに試合を決めていい勝ち方をして体力も温存していところだ。
決勝トーナメント1回戦
●ベルギー0−0アメリカ 延長2−1
*延長戦を制しベルギーがベスト8へ!
*ダークホースのアメリカは力尽きる。
今大会を通じてアメリカはよくやったと思うがここから先に行くにはまだまだ経験不足というところだろうか。ベルギーは、個々の能力が高い攻撃陣が多才な攻撃でチャンスを何度もつくるがアメリカのGKハワードのファインプレーで何度もピンチをしのぎ0-0のまま延長戦へ。ベルギーは延長から攻撃のエースの1人ルカクを投入。体力的に限界がちかいアメリカの前にスピード、強さが規格外のルカクの投入で止めることができない。そのルカクが相手を振り切り1点目のチャンスをつくり、自らだめ押しゴールを決めた。アメリカも1点を返したがベスト16で力尽きた。ベルギーは、アルゼンチン戦の前にルカクが本来のフォームを取り戻したことは明るい材料だ。
決勝トーナメント1回戦
●アルゼンチン0−0スイス 延長1−0
*アルゼンチン延長後半、デマリアの1発でからくもベスト8へ!
*調子上がらないまま、準々決勝の相手は、vs ベルギー
アルゼンチンの調子が全く上がってこない。もちろんゴールまえでのメッシは脅威だが、デマリアの無尽蔵の献身的な運動量でなんとか持ちこたえている。アグエロの負傷欠場もあったが、アグエロ、イグアインもこの大会はフィットしていない。今大会対戦してどのチームも運があれば勝てたと思っているであろう。それほどどのチームも決定的チャンスを何度もつくっている。ここからの相手はどのチームも決定力がある。今のアルゼンチンの守備陣が抑えるとは考えづらい。次のベルギーは攻撃陣が強さ、早さ、上手さとバリエーション豊富なタレントがそろっている。あっさり失点するようだとアルゼンチンの優勝はないだろう。
決勝トーナメント1回戦、今日の見どころ
今日でベスト8がでそろう!
am 1:00 Kick Off
●アルゼンチン vs スイス
決勝トーナメントからは本来のアルゼンチンの輝きをみたいものだ。アルゼンチンにとっては優勝までいくためにも戦い方が重要となる。アルゼンチンは勝つにしてもグループステージのようなメッシの個人の力で勝つサッカーでは今後の試合に黄色信号点滅する。スイスはメッシを抑え込むことはまず無理だろう。エースシャキリを中心に先制点がほしい。
am 5:00 Kick Off
●ベルギー vs アメリカ
攻撃陣は、アザールを中心に極面では素晴しいプレーをみせるが、チームとしてまだ機能しているとは言い難いベルギーに対して、アメリカは十分つけいる隙はある。
1回戦は全て順当なチームが勝ち上がって来ている。番狂わせがあるとしたら、この試合のアメリカだろう。
決勝トーナメント1回戦
●ドイツ0−0ナイジェリア 延長2−1
*苦戦のドイツ延長でからくもベスト8へ!
*優勝を目指すドイツ、ここからの3試合がゲルマン魂の見せ所だ!
出来が悪い中でも90分で勝負はつくと思ったが、延長までもつれる激戦となった。
ダイジェストを見るかぎりだが、決定的なチャンスはいくつもあったが決めきれなかった感はある。早い時間に先制していたら大勝する要素はあったのだろう。今大会はボールの影響だろうが、フリーキックでのゴールがここまでない大会は珍しい。しかしゴール数は多い。実力があるチームは一気にたたみかけることにもなる。
ドイツ vs フランスは楽しみだ。
決勝トーナメント1回戦
●フランス2−0ナイジェリア
*フランス完勝でベスト8へ!
*次戦の準々決勝は、因縁のドイツとの大一番!
フランス強い。まとまり、勢いと最高のチーム状態で、次のドイツ戦に挑む。これは見逃せない大一番だ。数々の奇跡のドラマをうみだしている、ドイツvs フランス今大会も期待していいだろう。今大会、攻守の要のヘソの部分にいい選手がいるチームの安定感がある。フランスではポグバだまだ若いがユベントスで活躍する期待の選手だ。大会を通してチームが完成されつつあるフランス。チームの完成度にここ数年磨きをかけ続けているドイツ。もしフランスが勝てば完全にシャンパンサッカーの復活か!
決勝トーナメント1回戦、今日の見どころ
アフリカ代表の2カ国がヨーロッパの強豪に挑む。
am 1:00 Kick Off
●フランス vs ナイジェリア
ナイジェリアにもつけいる隙はあるが、フランスが有利だろう。チームがまとまって一丸となっている今のフランスは強い。ただしグループステージとここからは相手が違う。フランスが本物なのかこのナイジェリア戦でわかるだろう。
勝ち進めば、数々のドラマを生み出している因縁のドイツvsフランス戦になるのか!?
am 5:00 Kick Off
●ドイツ vs アルジェリア
アルジェリアにとってはかなり高いハードルになる。ドイツは前評判通り、チームの状態、攻守のバランス、経験値、総合的には優勝に1番近い完成度がある。この試合は完勝をして次戦から始まる大一番にトップギアで入れるようにいい勝ち方をしたいだろう。なにが起こるかわからないが、アルジェリアがドイツを破る想像はしずらい。
決勝トーナメント1回戦
●コスタリカ1−1ギリシャ PK5-3
*コスタリカPK戦制止初のベスト8へ!
*準々決勝は、オランダ vs コスタリカ
コスタリカは押されながらも先制し、勝ちが決まりかけた試合終了間際の土壇場でギリシャに追いつかれる。延長もチャンスをつくるのはギリシャ。コスタリカは退場者も出て10人でなんとかPK選にもってき5-3でベスト8へ進出。コスタリカ旋風はまだつづくのか!? 次はオランダ戦、大きな壁が立ちはだかる。
決勝トーナメント1回戦
●オランダ2−0メキシコ
*メキシコ先制も、オランダ終了間際の大逆転でベスト8へ!
*ファンハール監督の采配ズバリ、フンテラール1得点1アシスト
予想通りメキシコが攻めの圧力をかけ続けオランダが守る展開、その中でカウンターを狙いたいオランダだが、シュートで終わるメキシコに対して攻める糸口が見つからない。メキシコは後半3分にドスサントスが得意な左足で鮮やかにゴールに蹴り込みメキシコが先制。オランダの決定的なチャンスは、この試合も神懸かりなセーブでオチョワが防ぐ。ファンハール監督は残り15分でファンペルシーに替えてフンテラールを投入。このままメキシコが逃げ切るかと思われたが後半43分フンテラールの完璧な落しをスナイデルが蹴り込み、土壇場で同点に。終了間際にはロッペンのドリブルからPK.これをフンテラールが決めて大逆転勝ちとなった。
決勝トーナメント1回戦、今日の見どころ
am 1:00 Kick Off
●オランダ vs メキシコ
1回戦の好カード。ポゼッションはメキシコ。攻めるメキシコにカウンターのオランダといった展開か。大型で強靭なオランダDFをショートパスとテクニックでメキシコがゴールをこじ開けることができるか、オランダの強力な攻撃陣がメキシコを圧倒しねじ伏せるのか。GKオチョアの神懸かりなセーブでグループリーグは失点1で乗り切ったメキシコ。グループステージ10得点のオランダの攻撃を食い止めれるか!?一瞬の切替で流れが変わるスリリングな試合になるだろう。
am 5:00 Kick Off
●コスタリカ vs ギリシャ
今大会の1番の驚きコスタリカ。その勢いはどこまでつづくのだろうか。ギリシャもグループステージ最終戦での決勝トーナメント進出で勢いはある。カウンターが得意の両チーム。試合の流れを読みづらい対決だ。ギリシャは機をみて先制して守りきりたいところだが、ギリシャが勝つとしたらPK合戦だろうか。コスタリカの勢いはまだ止まる気配はない。
決勝トーナメント1回戦
●コロンビア2−0ウルグアイ
*ハメス・ロドリゲス2得点!コロンビア初のベスト8へ!
*得点王争いも単独トップ、準々決勝の相手はブラジル
終わってみればコロンビアの完勝。前半、後半といい時間帯にハメス・ロドリゲスがゴールを決め常に優位に試合を進めたコロンビア、後半はウルグアイの猛攻をしのいで、コロンビア史上初のベスト8に進んだ。準々決勝はブラジルとぶつかる。
ハメス・ロドリゲスは、得点王争いでも5得点とし単独トップに躍り出た。
もし、ブラジルを破ることがあればスーパースターの座へ一気に駆け上がることになる。
決勝トーナメント1回戦
●ブラジル1−1チリ PK3−2
*延長120分でも勝負つかず。ブラジルPKで薄氷の勝利!
*チリ、王者ブラジルを追いつめるがあと一歩とどかず
前半こそチャンスを多くつくったブラジルだが、チリの早いプレーッシャーに中盤でパスをまわせない。チリもサンチェス、ビダルを中心に決定的なチャンスをつくる。
息つくひまがない消耗戦。
前半、コーナーからダビドルイスが押込み先制。チリもブラジルのミスを見逃さず、サンチェスが同点ゴールで前半を折り返す。後半も重苦しい空気の中、勝負が決まらず延長戦へ。延長終了間際チリのピニージャが決定的なチャンス。豪快に蹴ったシュート、ブラジルがやられたかと思ったがボールはゴールのバーをたたきブラジルは救われた。延長でも決着がつかずPK合戦に。ジュリアセザールが2本のPKを止めてなんとか勝ちきった。
しかしブラジルの消耗は大きい。ネイマールも足をつりギリギリの中での試合だった。そしてルイスグスタボがイエローカードをもらい次戦は累積で欠場。今のブラジル代表でのルイスグスタボの存在はあまりに大きい。今日試合に出ていないパウリーニョの奮起が期待される。
次戦も南米同士の僅差の消耗戦が待っている。
決勝トーナメント1回戦、今日の見どころ
am 1:00 Kick Off
●ブラジル vs チリ
ブラジルは、この険しい道を切りひらいて優勝までたどりつけるのか!?
その初戦の相手はチリ。ブラジルのスコラーリは監督は、大会前に絶対に当たり
たくない相手は、ドイツでもスペインでもアルゼンチンでもなく、チリと公言した
相手。チリがブラジル中を沈黙させるのだろうか...。
攻め守りを全員一丸となって90分間フルパワーで戦えるチリ。ブラジルは勝った
としてもかなりの消耗戦を強いられることになるだろう。
チリに勝った次も南米勢との対戦が待っている。南米勢同士の試合はまさに戦い。
その中で、イエローカードが出ない試合は考えずらい。ネイマール、グスタボ、
チアゴシウバが1枚もらっている。今後重要な試合で累積で欠場は避けたいが...。
若手が多いブラジルは、ここからメンタル的なチーム力も問われることになる。
am 5:00 Kick Off
●ウルグアイ vs コロンビア
南米予選では、1勝1敗。どっちに転んでもおかしくない対戦。
ウルグアイは、スアレスが出場停止でブラジルから去った。この穴を埋めるのは
不可能だろう。このピンチをチーム一丸で乗り越える力に変えられるか!?
コロンビアも大会前に絶対エースのフォルカオが欠場になったがグループステージ
ではまずまずの戦いで1位通過。あのバルデラマが自分の後継者と言う、ハメス・
ロドリゲスがゲームを支配できればコロンビアに分があるか!?
決勝トーナメント展望
組み合わせは、かなり偏ったなという印象だ。南米代表で決勝トーナメント進出の5カ国中、4カ国が初戦と2回戦でぶつかってしまう。4チームともベスト8以上の力はあるが、2チームはベスト16ですがたを消すことになる。南米大会で南米勢同士の戦いで3チームを消してくれるこの状況はヨーロッパ勢にとっては上にいけるチャンスがひろがる。
それと開催国で優勝を義務づけられているブラジルは非常に厳しい組み合わせになった。残り4試合は全て難敵になる。ここを勝ち抜いて優勝できれば真のチャンピオンといえるだろう。
南米勢で唯一組み合わせに恵まれているアルゼンチンは、調子は上がって来ていないが難敵は準決勝からという絶好の位置にいる。スケジュールが過密になるが体力的には問題ないだろう。
ヨーロッパ勢も、ドイツ、オランダ、フランスもここからの戦いが真価を問われる。
メキシコ、ベルギー、コスタリカ、アメリカあたりも波乱を起こす力は十分にある。
負ければ終わりのノックアウトステージ。お気に入りのチームはLIVEで緊迫感も楽しみたいですね。寝不足にはなりますが...。
コーチ予想、決勝トーナメント
◎ベスト4予想
岡本コーチ → ブラジル、ドイツ、オランダ、アルゼンチン
林 コーチ → ブラジル、ドイツ、オランダ、アルゼンチン
廣島コーチ → ブラジル、ドイツ、オランダ、アルゼンチン
高橋コーチ → ブラジル、ドイツ、オランダ、アルゼンチン
前村コーチ → ブラジル、フランス、メキシコ、アルゼンチン
冨田コーチ → ブラジル、ドイツ、メキシコ、アルゼンチン
前畑コーチ → ブラジル、フランス、メキシコ、アルゼンチン
須田コーチ → ブラジル、ドイツ、オランダ、アルゼンチン
◎決勝カード予想
岡本コーチ → ブラジル vs オランダ
林 コーチ → ドイツ vs アルゼンチン
廣島コーチ → ブラジル vs オランダ
高橋コーチ → ブラジル vs アルゼンチン
前村コーチ → ブラジル vs アルゼンチン
冨田コーチ → ブラジル vs アルゼンチン
前畑コーチ → ブラジル vs アルゼンチン
須田コーチ → ブラジル vs オランダ
◎優勝国予想
岡本コーチ → ブラジル
林 コーチ → アルゼンチン
廣島コーチ → ブラジル
高橋コーチ → ブラジル
前村コーチ → ブラジル
冨田コーチ → ブラジル
前畑コーチ → アルゼンチン
須田コーチ → ブラジル
グループステージ終了時点での得点王争い
4点
ネイマール(ブラジル)ミュラー(ドイツ)メッシ(アルゼンチン)
3点
ロドリゲス(コロンビア)ベンゼマ(フランス)ロッペン(オランダ)
ファンペルシー(オランダ)シャキリ(スイス)
勝ち上がってきたどの国も、エースがきっちりゴールをとる。
決勝トーナメント1回戦組み合わせ
ブラジル vs チリ
コロンビア vs ウルグアイ
フランス vs ナイジェリア
ドイツ vs アルジェリア
オランダ vs メキシコ
コスタリカ vs ギリシャ
アルゼンチン vs スイス
ベルギー vs アメリカ
何が起こるかわからない一発勝負のトーナメント。
南米勢5カ国中、4カ国が1回戦で当たる偏った組み合わせはヨーロッパ勢にもチャンスはひろがる。
真の戦いがここから始まる!
★グループH
☆ベルギー1−0韓国
*韓国も敗退。アジア代表4カ国1勝もできず!
*1位ベルギー、2位アルジェリアが決勝トーナメントへ!
ベルギー3連勝で1位通過。韓国戦はエースのアザールや7名先発を休ませ始まったが、レッドカードで10人の戦いになり劣勢にたったが終わってみれば1-0の勝利。
韓国は恵まれたグループにいながら4位とショックは大きい。
アジア代表の4カ国が1勝もできなかったことは深刻な問題だ。
アジアの出場枠数が減らないことを願う。
決勝トーナメント1回戦は、
ベルギー vs アメリカ ドイツ vs アルジェリア
大陸別決勝とトーナメント進出国
●南米6カ国中5カ国(ブラジル、チリ、コロンビア、ウルグアイ、アルゼンチン)
●欧州13カ国中6カ国(オランダ、ギリシャ、フランス、ドイツ、スイス、ベルギ ー)
●北中米4カ国中3カ国(メキシコ、コスタリカ、アメリカ)
●アフリカ5カ国中2カ国(ナイジェリア、アルジェリア)
●アジア4カ国中0カ国
★グループG
☆ポルトガル2−1ガーナ
*クリスティアーノロナウド、初ゴール、勝利も得失点差で敗退!
*1位ドイツ、2位アメリカが決勝トーナメントへ!
バロンドール(世界最優秀選手)のクリスティアーノロナウドもグループリーグで姿を消す。チャンスが多かったポルトガル十分可能性はあったが点差をひろげられず得失点差で涙をのむ。グループGもう1つの試合は、ドイツが手堅くアメリカを1-0で破って1位で決勝トーナメントへ!
◎グループステージ最終戦、27日の見どころ
今日で決勝トーナメント(ベスト16)が出揃う。
☆グループG am1:00キックオフ
●ドイツ vs アメリカ
勝点4同士の戦い。引き分けなら両チーム決勝トーナメント進出だが、負けると
3位に転落の可能性もある。総合力でドイツ有利は動かないがかなりタフな試合
になるだろう。ドイツは爆発力があるだけに、アメリカは得失点差を考えて点差
を広げられて負けたくはない。前ドイツ監督で今はアメリカの監督のドイツ代表
のスター選手だったクリンスマン監督の手腕も興味深い。
●ポルトガル vs ガーナ
どちらも勝点1で可能性はあるが勝つことが絶対条件なので、激しい試合になる
だろう。ポルトガルに関しては大差で勝つ必要がある厳しい状況だが。お互いに
勝ちにいく状況は、クリスティアーノロナウドが爆発する可能性もある。しかし
ガーナも手強い。接戦か大差の試合になるかもしれない。
☆グループE am5:00キックオフ
●ベルギー vs 韓国
2連勝で決勝トーナメント進出を決めているベルギーに対して、わずかな可能性
はあるが大差での勝利が絶対条件の韓国。韓国が負けると今大会のアジア代表
は1勝もできなかったことになる。アルジェリア戦で守備が崩壊した韓国は厳し
い戦いが予想される。ベルギーは、アザールは流石というプレーを魅せているが
チームとしてはまだまだ上がってこない。決勝トーナメントを見据えた戦いをし
たいところだ。
●ロシア vs アルジェリア
決勝トーナメントをかけた戦い。引き分けならアルジェリアが念願のベスト16
に進出。ロシアにとっては高温多湿のこの大会はかなり厳しいだろう。これまで
の2戦は抑え気味の試合展開のロシア。最終戦で勝点3をとってベスト16になれ
ば、全て名将カペッロの筋書き通りということだろうか。アルジェリアは韓国
戦で4点をとってのってきている。
★グループE
☆スイス3−0ホンジュラス
*シャキリのハットトリックでスイスが決勝トーナメントへ!
*1位フランス、2位スイス
スイスがエースのシャキリのハットトリックで決勝トーナメントを決めた。スイス史上最高のタレントを揃える。シャキリ(バイエルン)インナー、ベーラミ(ナポリ)など様々なリーグの選手達を名将ヒッツフェルトがまとめあげている。60年ぶりのベスト8へ向けて決勝トーナメント初戦はアルゼンチンと。
グループEもう1つの試合は、フランス0-0エクアドル。フランスは1位通過で、決勝トーナメント初戦はナイジェリアと。厳しい山のトーナメントに入った。ここからが本当の勝負になる。
決勝トーナメント1回戦は、
アルゼンチン vs スイス フランス vs ナイジェリア
★グループF
☆アルゼンチン3−2ナイジェリア
*メッシ豪快に2発!アルゼンチン全勝で決勝トーナメントへ!
*1位アルゼンチン、2位ナイジェリア
メッシは開始3分で豪快な1発、前半終了間際には直接FKで完璧なゴールをあげたが、アルゼンチンは先行しながら2度同点に追いつかれる気をぬけない展開。
試合内容を見ると決していい状態とは言いがたい。攻撃の連係もまだまだ、これからの強豪相手にDFがしのぎきる試合は無理だろう。ただしアルゼンチンは決勝トーナメントでも対戦相手に恵まれている。ここからが本当の勝負になる。
グループFもう1つの試合は、ボスニアヘルツェゴビナが3-1でイランに快勝。ここで敗退するのは惜しいボスニア。ワールドカップ初勝利の歴史を刻む。
今大会アジア勢は1勝もしていない。
◎グループステージ最終戦、26日の見どころ
☆グループF am1:00キックオフ
●アルゼンチン vs ナイジェリア
現在、1位アルゼンチン、2位ナイジェリアの対戦。引き分けで両国とも決勝ト
ーナメントへ行けるが、ナイジェリアが勝つと1位になる。まだまだ調子が上が
らないアルゼンチンにつけいる隙はある。2位抜けの場合、1回戦で好調フラン
ス、順当なら次にドイツと過酷な場所になる。万が一、アルゼンチンが2位抜け
だと南米勢がすべて同じ山に集まる大変な状況になる。
●イラン vs ボスニアヘルツェゴビナ
イランにはまだ決勝トーナメントの可能性がある。勝つことは絶対条件。
今大会アジア代表はまだ1勝もしていない。その点でもイランへの期待もある。
今大会唯一の初出場のボスニアは歴史的な1勝を最終戦で目指す。
連敗しているボスニアだが内容は素晴しい。ただしイランとの対戦成績は悪い。
☆グループE am5:00キックオフ
●スイス vs ホンジュラス
スイスが総合力では有利だとは思うが、フランス戦で守備の中心のフォンベルゲ
ンが負傷退場して5失点と守りが崩壊してしまった。フォンベルゲンの欠場が
決まりそこが修正できないとホンジュラスにもチャンスは十分ある。
●フランス vs エクアドル
フランスの有利は動かないが、スイスの結果次第ではエクアドルも勝利が必要に
なる。エクアドルは先制点がほしい。
★グループC
☆日本1−4コロンビア
*日本、コロンビアに完敗でグループステージ敗退!
*4位ギリシャが大逆転で決勝トーナメントへ!
日本、奇跡の逆転はならず。8人先発を入れ替えたコロンビアに完敗。
善戦はしたが、後半バルデラマの後継者と言われるハメスロドリゲス登場でコロンビアが完勝。近そうで遠い世界への道...。
グループCの奇跡を起こしたのはギリシャ。大逆転で決勝トーナメントへ!
決勝トーナメント1回戦は、
コロンビア vs ウルグアイ コスタリカ vs ギリシャ
ブラジル vs チリにつづき南米勢同士の対決がいきなり2試合。この影響がどうでるか...。
★グループD
☆イタリア0−1ウルグアイ
*イングランドに続きイタリアまでもグループステージで敗退!
*1位コスタリカ、2位ウルグアイが決勝トーナメントへ!
イタリアまでも敗退。やはりこの南米の大会でウルグアイを倒すことはできなかった。イングランドにつづきイタリアまでもが敗退。
バロッテリ、ブッフォン、ピルロ、ルーニー、ジェラードとスーパースター達がブラジルをあとにする。
ウルグアイは勝って決勝トーナメントに進出したが、エースのスアレスは相手DFに試合中に噛み付いたとしてFIFAが調査に入っている。事実なら今後の試合は出場停止になるだろう。ウルグアイにとっては大きな戦力ダウンは否めない。
◎グループステージ最終戦、25日の見どころ
☆グループD am1:00キックオフ
●コスタリカ vs イングランド
コスタリカが連勝で、イングランドが連敗でこの最終戦を迎えると誰が予想でき
ただろうか。コスタリカは3連勝で決勝トーナメントに1位通過を狙う。対する
イングランドは3連敗の敗退はサッカーの母国のプライドが許さないだろう。
ジェラード、ルーニーに意地をみせてほしい。
●イタリア vs ウルグアイ
1勝1敗同士の直接対決。イタリアかウルグアイのどちらかがグループリーグで
敗退になる運命の一戦。引き分けならイタリアが進出。
普通ならイタリア有利と言いたいところだが、ここは南米、気温も昼の試合で
イタリアには不利な環境といえる。先制点のウエイトが大きな試合になるだろ
う。カバーニ、スアレスの強力な攻撃陣がゴールする前にイタリアが先制して
伝統のカテナチオで守りきれるか。この暑さのなかでウルグアイに先制される
とイタリアはかなり苦しい展開になるだろう。
☆グループC am5:00キックオフ
●コートジボワール vs ギリシャ
お互いに決勝トーナメント進出のため勝つことが必要。この試合が日本にも
影響するので、ギリシャに頑張ってもらいたい。力はコートジボワールの方
が上だが、ギリシャが先制すれば守りがかたいギリシャにもチャンスがある。
●日本 vs コロンビア
まさに運命の一戦。絶対に負けられない戦いがそこにある。
勝つ以外に道はない日本。冷製に考えればコロンビアが圧倒的に強いが、
4年間の集大成を強い気持ちで全てを出し切ってほしい。1人1人が全てを
出し切り一丸となった時、奇跡は起こる。その姿を、応援する人たち、子供
たちに見せてほしい。全力で応援します!
★グループA
☆ブラジル4−1カメルーン
*ネイマール、先制、決勝点。
*1位ブラジル、2位メキシコ、決勝トーナメントへ
ネイマールが止まらない。他を寄せつけない切れ味、スピード、技術、アイデア、楽しんでサッカーをするネイマールが輝き続けている。
決勝トーナメントに向けて勝ち方が問われるカメルーン戦、本来のブラジルにはまだまだだが、チームとしても上向きな状態で次ぎにいける感はある。フレッジがゴールを決めたことも明るい材料だ。
一発勝負のトーナメントここから本当の勝負が始まる。
決勝トーナメント1回戦は、
ブラジル vs チリ オランダ vs メキシコ
★グループB
☆オランダ2ー0チリ
*オランダ1位、チリ2位、決勝トーナメントへ
*脅威のロッペンの破壊力
1位通過をかけたゆずれない戦い。オランダはファンペルシーを累積警告で欠場だったが、どんなに押されていてもロッペンが1人でフィニッシュまでいけることはどのチームにとっても脅威だろう。ファンハール監督のもとチームもよくまとまっている。強さとスピードで圧倒してくるオランダにチリも善戦したが後半32分ショートコーナーからのクロスをフェルの豪快なヘディングが決まり先制。その後、引き分けでも1位通過のオランダが守りを堅めチリが攻め続けるが終了間際、ロッペンのカウンターからデバイがだめ押して終わってみれば2-0の完勝。
チリは、絶対的な攻守の要のビダルが欠場。決勝トーナメントのための温存か!?
★グループB
☆スペイン3−0オーストラリア
*最後にスペイン快勝
*今大会初登場のビジャ、キレキレ先制点
スペインのサッカーをここで見れなくなるのは残念だが、やっと最後にその片鱗を見せてくれた。ケガ上がりのせいか全く機能しなかったジエゴコスタをなぜ使い続けたのか、これほどきれているビジャをなぜ使わなかったのか、と思わせるくらいのビジャの切れ味は素晴しかった。イニエスタのプレーもここで見れなくなるのは残念だが、今後のスペインの巻き返しを期待したい。
◎グループステージ最終戦、24日の見どころ
☆グループB am1:00キックオフ
●スペイン vs オーストラリア
2連敗同士の最終戦。連覇を目指して乗り込んで来たスペインの夢はあっさりと
消えてしまったが、世界中のスペインサッカーのファンのためにもこのメンバー
での最後の試合で華麗なスペインサッカーを見せてほしい。
アジア代表のオーストラリアにも一矢報いてほしい。
●オランダ vs チリ
2連勝同士の1位をかけた戦い。引き分けだとオランダが1位になる。2位で抜け
ると決勝トーナメント1回戦でブラジル戦になることが濃厚のため両チームとも
どうしても1位抜けをしたいところ、激しい戦いになるだろう。
オランダはFWのファンペルシーが警告累積で出れないのはいたいところ。
2戦みるかぎりではチリが有利か。
☆グループA am5:00キックオフ
●ブラジル vs カメルーン
カメルーンは2連敗でグループステージ敗退が決まっているが王者ブラジルに
果敢にむかってくるだろう。しかし今のカメルーンにはブラジルの壁は厚すぎ
る。ブラジルは勝つ内容が大事な試合になる。
●メキシコ vs クロアチア
決勝トーナメント進出をかけた大一番。引き分けならメキシコが上がる。この
試合はどっちにころぶか全くわからない。攻守に安定しホームのように戦える
メキシコが地の利を利用して優位に試合を進めるかもしれないが、クロアチア
にも十分チャンスはある。僅差の激しい試合になるだろう。
★グループG
☆アメリカ2−2ポルトガル
*終了間際、ポルトガル執念で追いつく
*決勝トーナメントは、まだ4チームに可能性、最終戦に持ち越し
同グループのドイツ2-2ガーナと同様、先制、逆転、追いつくという白熱のシーソーゲーム。前半はアメリカのクリアミスからナニが先制して1-0ポルトガルリードで前半を折り返す、後半も一進一退の攻防がつづくなか、アメリカが後半19分にジョーンズのスーパーゴールで同点、36分にデンプシーが執念の逆転ゴール、アメリカ決勝トーナメント進出決定かと思われたが試合終了直前にクリスティアーノロナウドの完璧なピンポイントのクロスをバレラが決めて同点で試合終了。グループGも4チームに可能性があるまま最終戦に。
これで、グループステージの全2試合が終了し、次の最終戦で決勝トーナメント進出(ベスト16)が決定します。
各グループステージで1位通過か2位通過かで決勝トーナメントの組み合わせががらっと変わってしまう今大会を占う重要な一戦に目が離せない。
グループステージ最終戦は、各グループ2試合同時刻に行われる。
24日、グループB am1:00 スペインvsオーストラリア、オランダvsチリ
グループA am5:00 ブラジルvsカメルーン、クロアチアvsメキシコ
25日、グループC am1:00 コスタリカvsイングランド、イタリアvsウルグアイ
グループD am5:00 ギリシャvsコートジボワール、日本vsコロンビア
26日、グループF am1:00 ナイジェリアvsアルゼンチン、イランvsボスニア
グループE am5:00 フランスvsエクアドル、スイスvsホンジュラス
27日、グループG am1:00 ポルトガルvsガーナ、ドイツvsアメリカ
グループH am5:00 ベルギーvs韓国、ロシアvsアルジェリア
★グループG
☆ドイツ2−2ガーナ
*優勝経験国はドイツだけだが実は1番タフなグループG
*完全と思われたドイツでもグループリーグ突破は最終戦に持ち越し
高温多湿なこのブラジル大会でどのチームもこのグループGには入りたくないのではないか、それくらいどのチームも技術、スピード、戦術とレベルが高い。そしてなにより90分間戦える強靭さを兼ね備えている。ドイツが優勝に死角があるとすれば、この暑さによる体力の消耗があげられる。2戦目で決めれず3戦目も全開で戦うことになる。過去の南米大会でヨーロッパ勢の優勝が1度もない一因でもある。
ガーナは、ワールドカップの常連国になりつつあり、ガーナ史上最高のチームといわれるだけのことはある。グループステージ突破をかけて最終戦のポルトガルに挑む。
★グループF
☆アルゼンチン1−0イラン
*イラン善戦、あと一歩...
*メッシの一発で決勝トーナメントを決める
アジア代表のイランにもチャンスはいくつかあった...先取点がイランに入ればわからない試合だった。
アルゼンチンは、いまだに低空飛行をしている。トップギアに入れるのは決勝トーナメントに入ってからということだろう。そのなかでも2連勝で確実に勝点6はさすがに優勝経験国ということだろう。他の優勝経験国がギアを入れざるおえないグループに入って戦っていることを考えると高温多湿のこの大会の勝負どころの後半戦にアルゼンチンに有利にはたらくかもしれない。アルゼンチンはFWアグエロがまだフィットしていない。グループステージ最終戦でアグエロがゴールして調子を取り戻してくると更に勢いを増すだろう。
★グループE
☆フランス5ー2スイス
*まとまり、勢いのあるフランス株急上昇中
*シャンパンサッカー復活か!
大会前、絶対的なエース、リベリの欠場が発表されその穴を埋めることは不可能と思われたフランスだが、逆にスーパースターがぬけたことによりチームの一体感、選手達の気持ちがプラスにはたらきチームの勢いが出て来ている。
それも98'ワールドカップ、2000ユーロを連覇した当時のフランス代表のキャプテン、デシャン監督の手腕によるところが大きい。
ひょっとしたらフランスが...と感じさせるくらいのグループステージの戦いをしている。勢いに乗ったまま決勝トーナメントでの強豪国との勝負は見ごたえがありそうだ。
ワールドカップ大予想 日本 vs コロンビア
絶対に負けられない戦い。第3戦 vs コロンビア
6月25日(水)am5:00 Kick Off
コーチ予想
岡本コーチ 3-2 日本
林コーチ2-1 日本
廣島コーチ 1-1 引き分け
高橋コーチ 1-1 引き分け
前村コーチ 1-3 コロンビア
冨田コーチ 1-1 引き分け
★グループD
☆イタリア0−1コスタリカ
*ウルグアイに続きイタリアも倒し決勝トーナメント進出決定のコスタリカ
このグループでコスタリカを予想した人は世界にいただろうか...
*イタリア絶体絶命、次戦のvsウルグアイに勝負をかける
誰もがコスタリカ以外の3チームの争いと予想していたグループD。コスタリカが2連勝で決勝トーナメント進出を早々と決めた。イングランドに続きイタリアかウルグアイがグループステージで姿を消すことになる大波乱のグループD
イタリアは、初戦こそ省エネサッカーで要所を締めて勝ったが、コスタリカ戦は13:00キックオフの試合。暑さに負けた試合となった。勝負となる次戦、vs ウルグアイも13:00キックオフ。エースのスアレスが完全復帰し、ホームのように戦えて暑さになれているウルグアイを倒すことは容易なことではない。
★グループC
☆日本0−0ギリシャ
*日本押し込むが決めきれずドロー
*グループ最終戦のわずかな望みにかける
日本戦の前に、コロンビアが2-1でコートジボワールに勝ったことにより日本はどうしても勝ちたかったギリシャ戦。第1戦の先発メンバーから2人替え(森重→今野、香川→大久保)緊迫感の中試合は始まる。香川は不調でもザッケローには替えれないだろうと思っていたがよく決断したと思う。それほど今の大久保が調子がいいということだろう。試合開始早々から、その大久保が前線から積極的にキレのあるドリブルやDFでも追いかけ回し、1戦目に日本の足りなかった勢いを引き出す。
前半38分ギリシャのキャプテン、カツラニスが2枚目のイエローカードで退場。ギリシャが10人になる。この前半のうちに1点がほしかったが...。
後半は10人になっとことでギリシャが完全に守備を2列で固めるシステムに変更。
日本も後半スタートから遠藤、途中から香川を投入して圧倒的にボールを支配しながらゴールチャンスをつくるが1点が遠く勝ちきれなかった。
これでグループCは、
1位 コロンビア 勝点6 得失点差5
2位 コートジボワール 勝点3 得失点差0
3位 日本 勝点1 得失点差-1
4位 ギリシャ 勝点1 得失点差-3
最終戦(同時刻にキックオフ) 日本vsコロンビア、コートジボワールvsギリシャ
に持ち越される。(コロンビアは決定。残り3チームにはまだ可能性あり)
日本の決勝トーナメント進出には、
①ギリシャがコートジボワールに勝って、日本がコロンビアに勝つ
②ギリシャ、コートジボワールが引き分けで、日本がコロンビアに2点差以上で勝つ
*ギリシャも次戦に勝てば決勝トーナメント進出がかかる中で先制点をとれば守りは堅い。
*コロンビアは、次戦主力を温存する可能性もある。
もし日本が2位通過した場合は、決勝トーナメントには、2位通過の方が組み合わせはいいと思うが...。
いずれにしても決勝トーナメント進出する可能性は低いが奇跡は起こるのか!?
ベストを尽くして快勝してほしい。
運命のグループステージ最終戦は、6月25日AM5:00キックオッフ!
絶対に負けられない戦い。第2戦 vs ギリシャ
6月20日(金)am7:00 Kick Off
コーチ予想
岡本コーチ 4-0 日本
林コーチ 1-0 日本
廣島コーチ 2-1 日本
高橋コーチ 1-1 引き分け
前村コーチ 0-2 ギリシャ
冨田コーチ 2-0 日本
★グループB
☆スペイン0−2チリ
*前回王者スペイン、まさかのグループステージ敗退!
*攻守にバランスがいいチリ、技術、スピード、強さもあり1位抜けに向かう
前回王者まさかのグループステージ敗退!スペインの時代は終わったのか!?
ワールドカップの歴史をみると力のあるチームが力を出すことなく敗退するパターンがある。それは大会期間中の中心選手のクラブチームでの移籍の話題が出る時だ。スペインはMFセスクのバルセロナからチェルシーへ、ビジャもアメリカへの移籍決定。シャビの移籍も報道されるなど...こういう時はなぜかチームが一丸になることなく破れるパターンがある。今日のチリ戦、シャビ、セスク、ピケ、ビジャとそうそうたるメンバーが試合に出ることなく敗退したスペイン、負けるべくして負けたのかもしれない。
チリは前評判通りその強さを見せつけた試合になった。この大会やはり南米勢はかなり手強い。180cm以上がいないチリだが攻守にハイレベルなチームで90分間チーム一丸で戦える強さも郡を抜いている感がある。グループステージ最終戦の2連勝同士(オランダ3-2オーストラリア)のオランダ戦は、1位抜けをかけての戦いとなる。2位抜けだと決勝トーナメント1回戦でブラジルとあたるのでどちらも1位ぬけを目指す激しい試合になる。今大会の2戦をみるかぎりチリが有利だと思う。
★グループA
☆ブラジル0−0メキシコ
*ブラジル2連勝ならず。メキシコGKオチョワのファインセーブで勝ちきれず
*決勝トーナメント進出は最終戦に持ち越し
1戦目を勝利したチーム同士の対決。ブラジルにとっては相性のいい相手とはいえないメキシコ。試合開始早々、早いプレッシャーで圧倒するブラジルだが、徐々にメキシコもペースをつかみ出す。ブラジルはいくつかの決定的なシュートがあったが、メキシコのGKオチョアのファインセーブで防ぎきる。メキシコもミドルシュートで応戦するがゴールまでは結びつかずスコアレスドロー。ブラジルは個人の力で決定機を作れるが数人が関わっての連係での決定機がないのが気になる。今日の出来では決勝トーナメントでの相手には厳しい。点が入らないと更に個人での意識が強くなる。
もし決勝とトーナメントでリードを許すとチームとして戦えなくなる若さがでてしまわないか気になるところだ。
★グループG
☆ドイツ4−0ポルトガル
*ドイツ完勝!ミュラー、ハットトリック
*レッドカード1人、ケガで2人退場のポルトガル黄信号
注目の一戦、前半で3-0と試合は早々に決まってしまったが、ポルトガルも技術、スピードは、ハイレベルで前半立ち上がりからドイツゴールにおそいかかる。しかし前半12分、PKでドイツが先制。32分コーナーからフンメルスが高い打点から豪快にヘディングで決め2-0。前半終了間際にとどめの3点目が入り、試合は決まってしまった。ドイツは落ち着いて試合を運び完勝。最高の初戦となったが、DFセンターの要、フンメルスが膝の負傷で退場。今大会は出場が難しいだろう。ポルトガルも守備の要、ペペがレッドカード(次戦不出場)2人が筋肉系のトラブルで退場。調子の良かった左サイドのコエントランの欠場も痛い。前半から10人で戦いケガ人続出のポルトガルは今後アメリカ、ガーナと強豪が待っている。
クリスティアーノロナウドは、やはりスピード、技術、破壊力は超一級品で、一発で試合を決める能力はあるが、ポルトガルが立て直せるか次のアメリカ戦が運命を決める。
このグループGは、4チーム全てが前回大会に決勝トーナメント進出しているハイレベルなグループ。見ていないがアメリカ2−1ガーナの試合も90分間お互いに走りきるかなりハイレベルな試合だったようだ。グループGからも目が離せない。
★グループF
☆アルゼンチン2−1ボスニアヘルツェゴビナ
*メッシ登場!鮮やか決勝点!
*優勝候補のアルゼンチンも好発進!
ブラジルの聖地マラカナスタジアムに注目のアルゼンチンが登場。
開始早々のオウンゴールで劣勢に立たされたボスニアヘルツェゴビナだったが、前半は完全にボスニアのペース。今大会、唯一初出場のボスニアは想像以上に、技術、スピード、強さがあり強い。前半のアルゼンチンは全く連係がみられず個々に頼るのみ。後半はスタートから2人(ガゴ、イグアイン)を投入して徐々にペースを掴みだす。一進一退の攻防が続くなか、メッシの得意な場所からの高速ドリブルからのシュートが決まり試合を決める。前回大会ゴールを決められなかったメッシも初戦からゴールしたことで今大会が更に輝きを増すだろう。ボスニアも終了間際に1点を返すが時すでに遅し。ボスニアは2位抜けできれば決勝トーナメントでも勝ち進む力があるかもしれない。
★グループE
☆フランス3−0ホンジュラス
*エース、ベンゼマ2得点!
*大黒柱リベリ欠いてもフランス好発進!
絶対エースのリベリが大会直前の欠場で、心配されたフランスだがエース、ベンゼマの2ゴールで快勝。今大会から採用されている、ゴールラインテクノロジーも初めて使われた。試合を通してみていないのでなんともいえないが、このグループは、フランス、スイスのヨーロッパ勢が順当なら決勝トーナメント進出か。
まだ4日目だが、今大会はエースがきっちりゴールを決めてくる大会になっている。
★グループC
☆日本1−2コートジボワール
*本田先制点も、日本らしさ出せずまさかの逆転負け!
*異次元のドログバ
スタートから重苦しい試合だった。作戦なのか、体が重い調整の失敗なのか、緊張からか不安がよぎる中、本田の先制点で理想の展開になる。この点をきっかけにいつものリズムでいける、ドログバが入る前にもっと点差をひろげたいと思ったが、ペースが全くあがらない。1−0で前半が終われてラッキーだった。
中盤でボールの失い方がとにかく悪かった。あれではペースは全くつかめない。
後半はスタートから選手交代があると思ったがそのままリフレッシュすることなく後半は始まる。たまらず後半9分遠藤を投入。いつもの距離感でいいボールの保持ができる極面がでてきた矢先、相手のエース、ドログバの投入で万事窮す。流れを一気に持っていかれる。日本のできを考えれば得失点差−1で負けたことが良しと言えるかもしれない。香川のあまりの不調が気になる。あとがなくなった日本。
初戦で負けても決勝トーナメントに進出するという日本の新しい歴史の1ページを築いていけるチーム力はあると信じます。
勝負の第2戦は、6月20日午前7:00 vs ギリシャ
コロンビアは下馬評通り3−0でギリシャに快勝。次戦のコロンビア vs コートジボワールもきになります。
がんばれ日本!勝負はこれからだ!!!
ワールドカップ大予想 日本 vs コートジボワール
明日に迫った日本の初戦 vs コートジボワール戦
日本 vs コートジボワール
日本代表は、どこまでいけるかをコーチが予想。
岡本コーチ 4−2 日本 決勝トーナメントへ ベスト8
林 コーチ 3−1 日本 決勝トーナメントへ ベスト4
廣島コーチ 1−1 決勝トーナメントへ ベスト16
高橋コーチ 1−3 コートジボワール 予選敗退
前村コーチ 2−1 日本 予選敗退
冨田コーチ 2−1 日本 決勝トーナメントへ ベスト8
前畑コーチ 3−2 日本 決勝トーナメントへ ベスト8
須田コーチ 2−2 決勝トーナメントへ ベスト16
★グループD
☆イタリア2−1イングランド
*最も過酷なグループの大一番!
*イタリアしたたかに好発進
最も過酷なグループD。3チームが優勝経験国。注目のヨーロッパの強国同士の対戦は、イタリアに軍配が上がった。このDグループの上位2国が、決勝トーナメントで1回戦でグループCの上位2国とあたるということで、日本が決勝トーナメント進出の場合、日本vsイタリア、日本vsイングランド、日本vsウルグアイとなると想像していたが、ウルグアイがまさかの1−3でコスタリカに破れるという波乱があり、更に混戦模様のグループDです。
したたかに要所をしめて勝点3をとったイタリアに対し、イングランドは、スターリッジ、スターリングのスピード溢れる若手とルーにーがかみ合えばおもしろい存在ではあるが、後半足をつる選手が数人いるように、フィジカル重視のサッカーは高温多湿のこの大会の連戦は厳しい気がする。
★グループB
☆チリ3−1オーストラリア
*強国から恐れられるチリまずは好スタート。
*次のスペイン戦で前回王者を予選敗退に追い込むか!?
前評判の高いチリ。スペインのデルポスケ、ブラジルのスコラーリ両監督からもチリとあたりたくないと言わせるほど力はある。親善試合でもイングランドに2-0、ドイツには0-1で負けたもののドイツを圧倒的に押し、ブラジルにも1-2。試合内容が今大会の台風の目になりうる力がある。セリエAユベントス優勝の影のMVPといわれるビダル。攻撃の起点となる10番バルディビア、そして前のサンチェス。駆け引きも巧みな強者ぞろいのチリは、スペイン、オランダも簡単には勝てないだろう。
初戦は、サンチェス、バルディビアのゴールでいい雰囲気でスタートをきれた。
次の2試合が勝負だ。南米の地の利をいかしてあばれる可能性もある。
アジア代表のオーストラリアも0-2から1点を返して同点にしてもおかしくなかったが後半高さをいかしてパワープレーに出たい時間もすでに体力がきれていて、最後にだめ押しをされて終了。オーストラリアにとってはあまりにハードルの高いグループだ。
★グループB
☆スペイン1−5オランダ
*予選リーグ初戦から前回大会の決勝戦のカード
*前回王者スペインまさかの大敗!
激戦のBグループ注目のスペインの1トップは、ブラジルでなくスペインの国籍を選び出場ということでボールを持つたびブーイングを浴びるケガ上がりのジエゴコスタ。やはりスペインのボール扱い、ショートパスは健在かと思わせるが、どんなに押されてても、スナイデル、ファンペルシー、ロッペンの攻撃陣は一発でフィニッシュまでいく恐さを感じながらの前半、スペインはPKで先制。その後1つのプレーがこの試合の流れを一変する。イニエスタからの完璧なスルーパスがダビドシルバに、キーパーと1vs1。これで2−0と思われたがこれを決めれず、そのすぐ後のプレーでファンペルシーの同点ゴールがうまれる。サッカーではよくあることだが...。後半もほんの小さな流れがオランダに傾く。今日はオランダに分があったということか...。
このグループはチリもあなどれない。グループ2位通過になれば決勝トーナメント1回戦は、ブラジルとあたることが濃厚。ブラジルにとっても難敵だ。
スペインは前回大会も予選リーグ初戦で0-1で負けてからの優勝。しかし今回の5失点での大敗は修正できるかどうか不安も残るが、やはりスペインのサッカーは魅力的でおもしろい。かみ合えば優勝できる力もある。
ワールドカップ大予想! 優勝、対抗、ダークホース
コーチの予想第2弾! ◎優勝、◯準優勝、☆ダークホース
岡本コーチ ◎ブラジル ◯ ドイツ ☆ スペイン、日本
林 コーチ ◎アルゼンチン ◯ ブラジル ☆ イタリア、ウルグアイ
廣島コーチ ◎ブラジル ◯ ドイツ ☆ スペイン、アルゼンチン
高橋コーチ ◎ブラジル ◯ アルゼンチン ☆ ドイツ、イタリア
前村コーチ ◎ブラジル ◯ ドイツ ☆ アルゼンチン、ボスニアヘルツェゴビナ
冨田コーチ ◎アルゼンチン ◯ ブラジル ☆ ドイツ、イタリア
前畑コーチ ◎ブラジル ◯ ドイツ ☆ スペイン、アルゼンチン
須田コーチ ◎スペイン ◯ブラジル ☆ ベルギー、コロンビア
2014 ワールドカップブラジル大会開幕!
★グループA
☆ブラジル3−1クロアチア
*ブラジル強し!輝くネイマール!
*日本人の審判団で開幕!素晴しい〜!
優勝候補筆頭のブラジルも簡単な試合にはならないだろうという予想通り、クロアチアもまとまったいいチームでした。
ブラジル代表過去最高と言われるディフェンズ陣は本当に強力です。チアゴシウバ、ダビドルイスのセンター、マルセロ、ダニエウアウベスの両サイド、ルイスグスタボ、パウリーニョ。ここが今のブラジルの強さの象徴。
攻撃陣は、ネイマールがハイプレッシャーの中、決定力をみせつる2ゴールは、いいスタートをきれました。オスカルは前半良くなかったですが後半は本来のきれが戻り今後も楽しみです。フッキ、スレッジのトップは見せ場がなかったですがこれからでしょう。
気になるのは、ネイマール、ルイスグスタボが初戦でイエローカードをもらったことで、今後大事な試合で累積で出れなくなると代わりのきかない選手なので...。(参考までに...今大会は、累積2枚で次戦が出れない。それとグループリーグから準々決勝までの警告累積を準決勝に持ち越さない。つまり準決勝で退場処分を受けた選手以外は、3決、決勝に出場できる。)
それとこのペースで7試合もつか?というぐらいのハードワークな試合でした。
ここまでハードな開幕戦はなかなかありません。ワールドカップの経験者が以外と少ないブラジル代表、本当の勝負の決勝トーナメントも初戦から力を抜ける相手は全くない組み合わせを若さとサポーターの力で乗り切れるか!?みものです!
初戦から、スペインvsオランダ、イングランドvsイタリア、ドイツvsポルトガル
と好カードがつづきます。
なんといっても 日本の初戦!勝負の一戦は、日曜日am10:00キックオフです!